こんにちは、テキトー人間です。
前回は、へんてこな時計の紹介をしました。
今回は、今では絶版になっているアオシマ スパルタン というバギーの模型を紹介します。
このバギーは思い入れがあります。
小学生の頃、近所の古い文房具屋の片隅に朽ちかけた箱のスパルタンが置かれていたのです。
私はこういうホビーが好きだったので、とても欲しかったのです。
特に箱の絵が大好きで、しかも当時からレトロなおもちゃになっていたので、余計に私の琴線に触れました。
色々手伝いをしたりしながらお小遣いを貯めてようやく購入。古いものだったので、安くしてくれました。
で、色々と頑張って組み立てようとしたのですが、まぁ最近の模型に比べると組み立て性が悪く、かなり苦戦を強いられました。
今でもはっきりと覚えているのが、ギアボックス部の組み上げです。
2つのパーツをくっつけてギアボックスを作る構造なのですが、ギアを入れ忘れたまま車輪のプーリーを打ち込んでしまい、どうにもこうにも外れなくなってしまいました。
20年ほど前の話なのに今でも覚えています。
結局そのせいで完成させることができず、他のおもちゃに埋もれたままおそらく引越しの時に捨ててしまったんだと思います。
そんなしょっぱい思い出のアオシマ スパルタンを再び手に入れてしまいました。
4WD 6Vバッテリーケース サスペンション機構 ABSシャーシ ABSボディ スポンジタイヤ と、盛りだくさんに書かれています。
このアオシマのオフロードウォリアーシリーズは何種類かのバリエーションがあります。他のも倉庫にあるはずなので、見つけたらまた紹介します。
6Vバッテリーケース と凄そうに書かれていますが、単三電池が4本入るだけの単純なものです。
あと、豪快なベルト駆動4WDシステムも面白いですね。車体の形状を複雑にすることなく、4WD化ができています。
この大きさでサスペンションも本気で作られていて凄いですね。採算は取れていたんでしょうか。
地味に気になるキータイプスイッチ。これは実際に組み立てみないとどういうものなのかわからないかもしれませんね。
実は、今回紹介しているスパルタンの兄弟車種にイントルーダーと言う名前の車種があるのですが、この2車種でサスペンション構造が違っているのです!
ここでアオシマの本気度が伺えますね。
横置きサスのスパルタンと、独立タイプのイントルーダー・・・どちらが走行に有利なのかはわかりませんが、走らせてサスの動きを見るのは楽しかったと思います。
蓋を開けるとこんな感じです。
組み立てに必要な工具にハンマーが含まれているのが時代を感じますねw
説明書を取り除いてみました。結構部品点数が多いです。右側に細かい金属部品とタイヤが固定されています。
こうやって固定されていれば、部品を無くさずに済むのでいいですね。
駆動部のギアが付いたシャフトと、バッテリーボックス用の金具がしっかりパッケージングされていますね。
リアタイヤは、下駄山のスポンジタイヤが片側2本組み込み、位相をずらして取り付けるタイプです。
古い模型なので失敗したら後がないですが、気分が乗ってきた時に組み立てみようかと思います。
それまでは、箱を眺めてニヤリ、箱を開けてニヤリ、を繰り返す予定です。