HCUに入り、色々装置をつけられて寝かされていました。すると、猛烈な便意が!
フラフラで看護師に付き添ってもらいながらトイレに入り、出して拭いて立ち上がって後ろを見た時、便器は血塗れでした。これが初めての下血です。
トイレから出て看護師さんに下血した事を伝えました。痛くはないかと聞かれましたが、痛いよりも高熱でフラフラになっている方がキツかったので、そう伝えました。痛みが出てきたら、痛み止めを入れるのでまた声かけてと言われました。
その時はそのままベッドで横になっただけでしたが、次第に痛みが出てきました。でも痛み止めはなんか怖いなーと思いつつ、眠ることさえできないので、痛み止めをもらうことにしました。
しばらくすると、看護師さんがでっかいシリンジを持ってきました。A●で牛乳を入れるときのようなでっかいやつ(そこまでではなかったかも(笑))で、こんなでっかいので刺されるのかとタマヒュンしてました。
『入れますねー』
ああ、これは死んだわ。。。こんなぶっといのだからさぞかし針もぶっといんだろうな〜痛いだろうな〜下手したら腹より痛いんじゃないかな〜と考えていると、看護師さんは点滴チューブの途中にある分岐部にシリンジを差し込みました。
な〜んだ驚かせやがって、余裕じゃねーか!
『痛みが取れて眠くなると思うので、その時は寝てくださいねー』
これでやっと寝れるのか。。。と思っていると、点滴が入っている左側から痛みがスーッと引いてきました。うおー薬ってすげぇ!と思っていると、天井が歪み始めました。
蛍光灯が歪み、ものが若干虹色に見えます。
↓参考までに同じように見えている動画を見つけました。
本当に世界がこんな感じに見えて、こんなんで寝られるか!と一人キレていました。また、おじいちゃんが爆音でラジオをかけていて、何度も看護師さんに注意されていたのがちょっと面白かったです。
HCUはICUとは違い、意識があったり自分で動けたりする人が多いので、あまり怖くなくすみました。結局、HCUは1日だけで、そのあとは個室へうつることになりました。
実は、ここからも地獄が続きます。。。
続く
同じ病気を患っている方でギャグコメディ風に闘病記を書いている方がいます。潰瘍性大腸炎の方も、患者ご家族の方も、一度読んでみると参考になると思います。
価格:1,100円 |