今回の修理品はNEC製ビデオデッキ VC-N36です
再生、巻き戻しできない症状です。
VC-N51も所有してますが、この機種ではテープ残量確認用ミラーが付いていませんね。。。
廉価版なのでしょうか。なのに挿入口の蓋がスケルトンなのはなんででしょうか(笑)
原因は大体わかっているので、分解していきましょう。
NEC製のビデオデッキは裏蓋開けるだけでメカに簡単にアクセスできるので最高です。
この前修理したSONYのベータデッキと比べるとあっさりしてますね。
キャプスタンモーター横の基盤についている3個のケミコンはお亡くなりです。液が漏れて横のICに浸食しているので、できるだけ早い時期に交換するとしましょう。
この写真ではプーリーに輪ゴムがかかっていますがこれは購入したゴムベルトが届くまでの仮復旧です。
元々ついていたゴムベルトはカッチカチでゆるゆるでした。再生できない原因の一つはこれです。もう一つは
これです アイドラプーリーのゴムが硬化してツルッツルです。ゴムシートから切り出してもよかったのですが、今回はやすりがけでなんとかしています。
これで再生、巻き戻しができるようになりました。
やっぱり再生時にテープ残量が見えないのは非常に残念です。