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⑥潰瘍性大腸炎になりまして〜治療〜

ここからは潰瘍性大腸炎の治療編です。

 

県立中央病院に転院してから、本格的に治療が始まりました。

担当の先生は女医で、結構綺麗な人で嬉しかったです(笑)しかし、いつも深刻そうな顔で私の診察をするので、内心ビクビクしていました。

治療は薬物治療のみで、毎日ステロイドを60mg(1日に使用できる最大量だったはず)を点滴で入れていました。

熱はずっと下がらず、毎日40度を超えていました。寒くて寒くて仕方ないのに、看護師さんは熱を下げるために布団をはだけろと言いました。私は看護師さんがいる時だけはだけて、いなくなったらすぐかぶっていました(笑)

 

トイレも相変わらず真っ赤でした。腹痛はひどく、何がとは特定できませんが、非常に苦しくまともに寝ることができませんでした。

食事はなしで、栄養の点滴のみ入れていました。点滴は24時間ずっと入れっぱなしで、カテーテルみたいな物を手首にさしていました。これが数日するとしみるようになってきます。サクサクと痛みます。痛くなってくると看護師さんに言って、点滴を入れている腕を変えてもらいました。ステロイドを入れても1日に何回もトイレに行きます。血が大量に出るので、ほんとに大丈夫かとても心配になります。先生は深刻な顔で話だけ聞いていくのでほんとに心配でした。

 

1週間ほど経つと、食事が提供されるようになりました。全粥 (米のとぎ汁みたいなやつ)とだし汁でした。今思えば食事とは言えませんが、1週間ぶりに口にしたのでとてもとても美味しく感じました。数日するとだんだん粥に粒が増えていき、おかずも出るようになりました。また、下血も治ってきて、ほとんど血は出なくなりました。そのかわり、謎肉が出るようになりました。先生に相談すると、治ってきた腸壁のかさぶただと言われたので、安心しました。

 

しかし、その翌日、昼食前にトイレに行くと、またトイレが真っ赤でした。看護師さんに確認してもらい、先生に伝えてもらいました。そのあと提供された食事はさすがにショックで食べれませんでした。

食事ができなかったことも看護師に伝えると、先生がすぐにやってきました。出血は一時的なものだから、食事はしっかり撮って欲しいとのことでした。さすがに無理だと思いましたが、夕食はなんとか押し込みました。

 

それからは先生も言った通り出血も収まり、謎肉だけになりました。トイレに行く回数もだんだん減ってきて、点滴も一日一回のステロイドだけになりました。

 

続く

 

同じ病気を患っている方でギャグコメディ風に闘病記を書いている方がいます。潰瘍性大腸炎の方も、患者ご家族の方も、一度読んでみると参考になると思います。

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