ペンタサを飲み始めてしばらくしても下痢は治らず、毎晩トイレに駆け込んでいました。
私は体を温めればいいと考え、電気毛布を敷いて寝ていました。
しかし、時期は夏。今考えれば完全におかしいと思いますが、当時は暑さも感じず、そのまま寝ていました。この頃から何か予兆があったんだと思います。
数日後、朝起きるとちょっとフラフラします。朝食を食べに席に座った時、母親から熱がありそうと言われました。試しに測ってみると39度!熱を確認した途端にものすごくだるくなってきました。最初はただの高熱だと思ったので、祖父に近所の胃腸科まで連れて行ってもらいました。
病院についてからは高熱のため、記憶が曖昧なので内容が薄くなる部分がありますがご了承ください。
診察の結果は疲れなどによる熱だと言われ、家に帰って様子見と言うことになりました。
しかし、診察後に待合室で祖父の迎えを待っている時に目の前が真っ暗になり、激しい目眩が起こり始めました。私は、とりあえず家に帰りたかったので、なんとか耐えていました。
付き添いの母から祖父の車がきたと聞き、小走りで車に向かいましたが、たどり着くことはできませんでした。
目を覚ますと、視界がぼやけています。メガネがふっとんだみたいです。少しして先生が意識はあるか確認に来ました。その時には意識ははっきりしていたので、ちゃんと返事をしました。
あとで母に聞くと、病院の待合室から靴も履き替えずにフラフラと出てきて玄関で倒れたようです。私の記憶では、靴を履き替え車のドアノブを触ったところまで記憶がありましたが、実際はそこまでもたどり着けていなかったそうです(笑)
その後、ストレッチャーに乗せられ、奥の処置室へ運ばれました。そこではすぐに点滴が入れられました。寒気が酷く、全身の震えがとまらないので、電気毛布などを貰っていた覚えがあります。ベッドが揺れるぐらい震えていました。結局、緊急入院となりました。
続く
同じ病気を患っている方でギャグコメディ風に闘病記を書いている方がいます。潰瘍性大腸炎の方も、患者ご家族の方も、一度読んでみると参考になると思います。
価格:1,100円 |